第65回セミナーレポート「スウェーデン発祥の認知症緩和ケア~タクティールケアについて~」|京都府看護職応援プロジェクト・キャリアサポート つながりネット
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第65回セミナーレポート「スウェーデン発祥の認知症緩和ケア~タクティールケアについて~」

2018年1月19日

平成29年12月20日(水)看護職復職支援・キャリアサポート“つながりネット”の第65回セミナー&交流会を実施しました。
第65回目のテーマは『スウェーデン発祥の認知症緩和ケア~タクティールケアについて~』で、
講師は株式会社日本スウェーデン福祉研究所の上坂勝芳氏にご担当いただきました。

タクティールとは「触れる」という意味で、手を使って10分間程度相手の背中や手足に触れるタッチケアです。
筋肉や深い組織を刺激するマッサージとは違い、柔らかく包み込むように決められた動きで皮膚をなでます。
現在は日本でも認知症の周辺症状の緩和や癌のターミナルケアの現場などでも取り入れられているそうです。

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セミナーではまず認知症緩和ケアの理念について、具体的な例を挙げながらわかりやすくご説明をいただきました。
タクティールケアの根拠となるものの一つはオキシトシンという不安やストレスの軽減に大きくかかわるホルモンの分泌で、
タクティールケアで肌に触れるときにオキシトシンが分泌され体内に広がります。

認知症で普段触られることを嫌がる方でもタクティールケアは大丈夫という方もおられるとのこと。
それは、タクティールケアの施術は順序(反復するような動作)が決まっていて、次の動きを受け手がある程度予測できるからとも考えられているそうです。
また、お子さんとのスキンシップにも効果的なのだそうです!

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次に参加者が二人一組となり先生の実演を見ながらタクティールケアを体験しました。
約10分の体験後はそれぞれが笑顔で感想を言い合っておられ、先生によるとこれもタクティールケアの効果で
「このケアは触れることで安心を与えることができる。安心と信頼の感情が双方に引き起こされる」とのことでした。

最後に先生より・・・
「タクティールケアに必要なのは2割が順序、3割が手の使い方、残りの5割は相手に向かい合おうとする姿勢です。普段から手のひらで包むようにたくさん触れてください。」
とのお言葉をいただきました。
質疑応答の時間にも参加者から多くの質問があり、参加者にとって興味深い内容であったことがわかりました。

今後も登録者の皆様の復職の役に立つ・興味が持てるセミナーを開催する予定です。
ぜひつながりネットにご登録いただき、セミナーにご参加いただきますようお願いいたします(^O^)

京都府・看護職つながりネット事務局(京都私立病院協会)

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