毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
以前から看護の対象は社会で生活されているあらゆる方々という意識を持っていたところ、障害福祉を学ぶ機会を得てライフワークとして障害者の健康的な日常生活を支える職業につくことを考えました。これまで看護師として得た知識・技術を行かせる職場として在宅生活を支える障害者福祉施設で様々な相談や看護の支援を行いたいと思い就職しました。
福祉職が主なマンパワーの職場において、利用者の支援の基本となる健康状態を支える援助は、医療職である看護師の責任であると自覚し、福祉職の仲間と協力、連携しながら利用者が健康で自立した豊かな生活を営む支援について日々工夫し結果を一緒に喜び仕事のやりがいを感じる瞬間を多く体験できるからこそ就職10年目の年を迎えられていると思います。 又健康支援センターとして写真で紹介している看護師、理学療法士が在籍し、歯科衛生士、作業療法士など専門職相談機能があることで周りから支えていただくことが多く、不安や悩みが解消されることも継続して働き続けていける要因だと思います。
どんなに障がいが重くても自己実現をめざす支援を!を目標に障害種別、程度にかかわらず、利用者、家族が地域で暮らすという理念を実践しようとする福祉現場に魅力を感じています。また、先進医療現場では味わえない生活に密着した看護が提供できる職場です。 言語的コミュニケーションが出来ない方が視線や表情で自己のニーズを伝えられ、それにしっかりと対応している職場の姿、また、少し自分の意志で動く指でビッグスイッテをおしてコーヒー豆を引き笑顔の利用者の姿に接するとき、いつもエネルギーをいただいている自分を感じます。あらゆる社会で生活されている人たちと共に過ごせる職場として大きな魅力を感じながら働くことができます。