毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
出産後も看護師の仕事を続けたいと思っていました。 そんな時、院内保育所完備で、年間休日も多く自宅から近い職場だったので子育てしながらでも続けられると思い選びました。
仕事を続けてこられた一番の理由は子供のことや、病気、けがで迷惑をかけることが多かった中理解してくれて支えてくれた上司の存在、協力して助けてくれたスタッフの存在があったからだと思います。 そして私自身も看護師の仕事が好きで、落ち込みながらも感動することが多く「続けたい」という気持ちが維持できたからかなと思います。
むつみで働いて8年、一番思うのは認知症であっても統合失調症であっても、その人の個性をすごく感じられることです。年を取ることで失われることは多いけど、これまで年を重ねたことによる個性(その人らしさ)はとても輝いているし、その表情、言動に癒され励まされているのは私たちではないかと思います。病気ではなくその人自身を見れることは大きな魅力だと思います。「むつみで最後の時まで穏やかに過ごすことができた。」と思ってもらえるようにケアをしていきたいと思います。 助けてくれたスタッフの存在があったからだと思います。 最後に私には支えになっている言葉があります。 それは「認知症」の研修で聞いた『私たちの笑顔の介護があれば、患者さんは幸せに過ごすことができる。』です。