1. トップページ
  2. 今月の看護職さん
  3. 2月 訪問看護ステーションゆりかもめの看護職さん

毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。

訪問看護ステーションゆりかもめの看護職さん

  • Question,何故、今の職場を選んだのですか?Question,何故、今の職場を選んだのですか?

    10数年前私は診療所の在宅部門で往診、訪問看護の責任を任されていました。

    当時、介護保険制度がなく看護師が生活全般を看ていました。生活の場として在宅での医療管理や内服・食事や清潔をみる必要がありました。往診中心でしたので、医療が中心だったのですが、在宅は生活を整える必要があり、そんな矢先、ステーションへの移動の話がありました。同時期に介護保険制度もスタートし、利用者毎に与えられた時間一杯を一人の患者と向き合い自分にできる事を模索しました。

  • Question,今の職場で働き続けていることができている理由は?Question,今の職場で働き続けていることができている理由は?

    平成18年5月に訪問看護ステーションを立ち上げました。

    営業や利用者確保・事業所規定等、今まで行ったことの無い業務でした。バックアップのないステーションですので事業の継続が主な目標でした。友人の紹介等により1人又1人と利用者を確保することが出来ました。ステーションは2.5人から開設することが出来ます。ゆりかもめも例外なく2.5人から開始しました。約3年間は一人で24時間携帯電話も持ちました。一人の利用者に責任を持つことで、確実に信頼関係を構築できていたと確信しています。現在は開設当初から一緒に頑張ってくれているスタッフが軸となり訪問してくれています。スタッフも常勤4人・非常勤2人と充実しました。「訪問看護師が元気でなければ、利用者が元気になるはずはない」と思っています。「あんたが来てくれると元気になる。」が私の宝物です。

  • Question,どのような魅力を感じながら働いていますか?Question,どのような魅力を感じながら働いていますか?

    在宅にはいろいろなケースがあります。病院では問題の無い患者でも在宅ではまた違う表情を出されます。勿論、一人の顔が違うように生活も個別性があるのです。長年暮らしてきた生活を病気になったからと変化させるのは容易ではありません。でも、その人らしい生活をする為に必要な変化は訪問看護師の言葉や実践で少しずつですが変えることができます。試行錯誤をしながらの毎日ですが、その一人の利用者に寄り添う事で、まるで親のように又は子どものように変化されます。私は訪問看護師の仕事を『天職』だと思っています。

他の月の看護職さんの一覧はこちら