毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
結婚と同時に看護職を離れました。子供が小学生になり再び看護職に就きたい思いましたが、生活リズムが変わることや仕事についていけるかとても不安でした。今の職場は、勤務日数や時間の相談ができて、そして何よりも復職を支援するという募集要項が気に入り就職しました。
10年以上も看護職から離れていた私をあたたかく支えてくれる上司や先輩看護師の存在が大きい。休憩時間や帰り道で仕事や家庭のことなどについて両立している先輩のアドバイスは、私を勇気づけ「もっとがんばろう!」という気持ちにさせてくれます。
長期入院の患者さまのグループホームへの退院に関ったときに、この仕事にとても魅力を感じました。その患者さまは、退院することへの不安が強く、それを軽減するためにどうすればよいのか、一緒に考えて行動しました。 その中で、患者さまが自分の布団や食器を買ったときに見せた笑顔、退院したときの笑顔、外来で出会ったときの笑顔など、いろんな場面での患者さまの笑顔を見て、それによって私自身も笑顔になれて、もっと他の患者さまの笑顔も見たいと思うようになりました。また、看護学生の実習指導で、臨床での精神科看護について教えることや魅力を伝えることにもやりがいを感じています。