毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
一番初めの職場が外科病棟でした。そこで、乳癌患者の放射腺治療による皮膚障害や膀胱直腸瘻により陰部の皮膚障害の患者さんと出会いケアに難渋しましたが、皮膚障害が改善することによる患者さんとの喜びも経験しました。また、人工肛門を造設する患者も多く、術前から術後のケアを通して看護の重要性を感じました。しかし、入院中の関わりであり、退院後も継続して看護が行いたいと思い、皮膚・排泄ケア認定看護師の道を選びました。
ストーマ保有者や創傷ケアが必要な方に、だれでも同じケアが行え、ケアが必要な方が安心して日常生活が送れるようにスタッフ教育が必要と思っています。現在、褥瘡管理者として専従として活動している中で、スタッフへ直接説明や指導が行うことでスタッフが知識を持ち技術が高まり、患者さんへのケアにつながると思っています。
創傷ケアでは退院後、在宅に訪問して在宅の環境を観察し、ケアの提案を行うことにより創傷は治癒することを多く経験しました。また、ストーマケアはストーマ外来では、ストーマ保有者が入院前同じ生活ができるようにと一緒に考えることにより、ストーマ保有者の社会復帰を支えることができていることに魅力を感じています。