毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
総合病院・個人産院での勤務を経験する中で、お母さんや赤ちゃんにもっと身近で寄り添いながら子育てのお手伝いができる助産師になりたいと思ったからです。
助産師単独では不安が大きかったのですが、小児科を併設する形で開業し連携することで、お産のときはもちろん育児相談などでも安心して対応することができているからです。
開業助産師は、地域にいてとても近い距離でお母さんや赤ちゃんとそのご家族に関わることのできる仕事です。子育て悩み相談のつもりが家庭で抱える問題の相談に広がったりして、医療者と相談者の垣根を越えて人と人との関わりを強く感じます。昔の産婆さんはこんな感じだったのかなと思ったりもします。自分のなりたかった自分(助産師)でいられることがこの職場の魅力でしょうか。