毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
医療(病院)から福祉(介護)に転換したのが21年前。子育てしながら夜勤の無い常勤を探し紹介されました。そこで、言われるがままにいろいろな資格を取得し、少し面白さを感じた頃子どもの学費捻出のため、再び医療の世界に転職しました。
そこで待ち構えていたのが、ITの進歩、そしてPCに振り回されている看護師の姿。PCの向こうには患者はいないのに、ほんとの看護って何だったのか。古い考え方かもしれませんが、以前のやり方で患者さんと向き合っていましたが、結局はなじめず、自宅近くの新設であったこの施設に飛び込み、今に至っています。
働き始めたこの施設では、古いしがらみや派閥などなく働けることと、施設スタッフは使い捨てではない、大切な仲間という意識が続けられる理由の一つです。
魅力は、人間の一生の終焉に関わり、自分の生き方をも振り返り考えさせてもらえるからです。人間は亡くなるまで成長ですね。