毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
オンコールはありますが病院勤務とは違い夜勤がなく自分のペースを大切に仕事ができることから訪問看護のお仕事を選びました。
男女比がほぼ半々で相談しやすい雰囲気で色々教えてもらえます。
利用者様のお宅に訪問するお仕事なので、目の前の利用者様だけに集中することが出来ます。その分、ケアに対しての責任も強く感じますが勉強になることも多いです。また、週間リズム・月間リズムがありそれに慣れると休みがある程度固定されているので体調を整えやすいという利点もあります。利用者様やご家族様と濃い関係性を築き関わる中で、良い方向へ変わってゆかれる姿を目の当たりにすると、とてもやりがいを感じます。
元々、祖母が入居者でした。「とても健脚で、一緒にタッタッタッとフロアを走るのが楽しみでした」「拘縮が強くて、新人だった僕には着替えが難しくて悩んでいました」と、多くの方々が思い出を話してくれました。祖母を覚えてもらえていることが嬉しくて、感謝の気持ちを持って就職しました。
私は「正しい知識をもった、人に優しい看護師」になりたいです。医務室内では、疾患や創傷処置方法など主に医療的な事を相談して、知識や経験を増やしています。同和園職員の視線はとても優しく、考え方や言葉遣い、対応方法など学ぶことが多くあります。お手本になる先輩方に近づけるように頑張っています。
開設100周年の同和園の理念は「ともいきのまちづくり」です。共に生きる事とはその人らしさを大切にすることです。その人とじっくり関わって、良く知って、その人自身を受け止めて、生活の中でともに楽しみ、笑い、悲しみ、話し合って考えていくことが素敵だなと感じています。