毎月様々な看護現場で活躍中の看護職さんが登場し、現場の魅力を発信しています。
元々、利用者様一人一人とゆっくり関わりながら働きたいと思っていました。病院と違い施設は生活の場であるため、利用者様のなじみの生活を支えながら個別性のある看護ができると考え、高齢者施設で働いてみることにしました。
あまり経験がない状態で転職しましたが、先輩方が一から丁寧に教えてくださるので、自分のペースで仕事を覚えることができているからだと思います。ここで過ごされている利用者様は、自分のやりたいことをしながら穏やかに生活されているので、私も利用者様とゆっくり関わることができて、個別性を捉えた看護に繋がっていると感じます。
利用者様の自分らしい生活を身近に支えていく中で、利用者様の体調不良を早期に発見し、早めに対応できた時はよかったなと思います。何かあれば多職種で話し合い、色々な意見を出し合って前に進んでいく感覚も魅力に感じます。専門職によって視点が異なり、意見も違うので勉強にもなります。