2023年5月17日
厚生労働省健康局結核感染症課 予防接種担当参事官室から令和5年5月12日付け事務連絡で標記の協力依頼が発出され、京都府健康福祉部健康対策課より会員施設への周知依頼がありました。
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした国内における感染伝播事例が報告されています。今後更なる輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されています。
これを踏まえ、事務連絡では医療機関における対応として、発熱や発しんを呈する患者を診察した際は、麻しんの可能性を念頭に置き、海外渡航歴及び国内旅行歴を聴取し、麻しんの罹患歴及び予防接種歴を確認するなど、麻しんを意識した診療を行うことや、保健所への届出、検体の提出等の協力を依頼するものです。
つきましては、本事務連絡を踏まえ、ご協力を頂きますようお願いいたします。