2022年5月23日
このたび京都府健康対策課から当協会に下記の協力依頼がありましたので、会員施設におかれましてはご承知おき下さい。
欧州や北米を中心に感染が確認されているヒトのサル痘については、現在、厚生労働省において情報収集中です。
サル痘は、感染症法で4類感染症に位置付けられており、サル痘の患者を診断した医師は、都道府県知事等に対して直ちに届け出ることが義務づけられています。
今般のヒトの感染事例については、アフリカ大陸以外の複数の国で、渡航歴のない感染者が発生しており、市中感染の発生が示唆されることから、我が国における輸入例等の発生に注意する必要があります。
臨床症状からサル痘を疑う患者を診察した場合は、管内保健所へご相談をお願いいたします。
積極的疫学調査や検体採取方法等については、追って国から示される予定になっております。