2017年1月20日
京都私立病院協会では京都地域包括ケア推進機構の委託を受け、在宅療養あんしん病院(138病院)に実施しました「在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査」を実施し、すべての病院からご回答をいただきました。
ご協力いただきました在宅療養あんしん病院の関係者の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、結果概要を以下の通りご報告いたします。
調査期間(H28.10.1~H28.11.30)での登録者の方の入院実績は51病院で455人と昨年(53病院400人)より増加しました。利用者の平均年齢は83.6歳で昨年とほぼ変わりはありませんでしたが、平均在院日数は13.3日(入院中を除く)で、昨年22.0日から減少しました。
本システムの良かった点として、「病院と在宅チームとの連携・情報共有が図りやすくなった」「入退院の業務がスムーズに行えるようになったと感じる」「登録者や在宅チームの情報を把握できるようになった」「あんしん病院によるバックアップ体制が見えることで、登録者(家族)の安心につながっている」など回答が寄せられました。
一方で、本システムへの理解も含めた普及促進、システムの利便性等、改善のご要望も頂戴しました。
今回の結果をもとに、在宅療養あんしん病院登録システムへの登録がより効果的に運用されるよう努めたいと存じます。
今後も在宅療養あんしん病院の更なる推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。