2024年12月26日
京都市内においてノロウイルスによる食中毒が発生したことを受け、京都市医療衛生企画課より市内病院開設者及び管理者宛てに以下の通知が令和6年12月26日付けで発出されましたので、食中毒、院内感染防止の徹底をお願いいたします。
ノロウイルスの院内感染予防対策について
今般、市内病院で委託業者が調理した給食を原因とするノロウイルスによる食中毒が発生しました。ノロウイルスは冬季に感染者が多くなり、感染者の糞便・吐物による汚染は、院内感染の原因となります。
つきましては、直営の場合はもとより調理業務を委託されている場合におかれましても、大量調理施設衛生管理マニュアル(※1)を参考に、各施設における衛生管理体制や調理従事者の健康管理、食品の衛生的な取扱いについて徹底していただきますようお願いします。
また、ノロウイルスによる院内感染を防止するため、「医療機関における院内感染対策について(※2)」、「ノロウイルスに関するQ&A(※3)」等を参考に、手洗いの徹底、糞便・吐物の適切な処理等の院内感染対策について徹底いただきますようお願いいたします。
院内感染によるノロウイルスの集団発生が疑われる場合は、医療衛生企画課医務担当(075-213-2983)まで御一報いただきますようお願いします。
【参考】
(※1)大量調理施設衛生管理マニュアル(平成9年3月24日付け衛食第85号 別添(最終改正:平成26年6月16日付け生食発0616第1号))
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000168026.pdf
(※2)医療機関における院内感染対策について(平成26年12月19日医政地発1219第1号)
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000845013.pdf
(※3)ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html