2021年9月9日
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加しており、当該療法に使用する装置の使用中に、喫煙等火気使用が原因と考えられる火災が発生していることから、消防庁から京都市を通じて当協会に注意喚起の依頼がありました。
会員施設におかれましては、在宅酸素療法を受けている患者やその家族等への下記の注意事項の周知について宜しくお願いいたします。
●在宅酸素療法を受けている方やそのご家族等にご注意いただきたい事項
1)高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。
2)酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないで下さい。
3)火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。