2024年7月12日
国の循環器病対策推進計画では、患者・家族等への情報提供・相談支援の充実が今後整備すべき個別施策として大きな柱となっており、これを実現するためには急性期・回復期から維持期(生活期)に至るまでの医療機関や患者・家族等への情報提供・相談支援に従事する多職種が力を合わせていくことが必要不可欠となっています。
そこで、脳卒中に関しても、今後、京都府内で地域連携・多職種連携を更に深めていくために、この度、以下の要領で脳卒中の医療やケアに従事する医師やメディカルスタッフその他の多職種を対象とした標記のWebセミナーを、日本脳卒中学会 京都府脳卒中対策推進委員会、京都府医師会、京都私立病院協会、日本脳卒中医療ケア従事者連合京都府支部、第一三共株式会社の共催で開催することとなりました。
つきましては、会員施設の職員の皆様に是非ともご聴講いただきたく、ご多忙のところ恐れ入りますが、院内でご回覧の上、多数ご参加を賜りますようお願い申し上げます。
* 本講演会では日本医師会生涯教育講座認定単位が取得できます。
脳卒中診療の明日へのシナリオ in 京都
~医療・ケアに関する多職種・地域連携を考える~
○ 日時 令和6年9月19日(木)18時~20時
○ 形式 Web(Zoomウェビナー)
○ 内容
開会挨拶
松井 道宣 氏(一般社団法人京都府医師会 会長)
■セッションⅠ 18:00~18:30 カリキュラムコード:12、地域医療 0.5単位
座長 松井 道宣 氏(一般社団法人京都府医師会 会長)
「京都府における脳卒中生活期連携主治医制の展開」
演者 宮本 享 氏(京都大学医学部附属病院 脳卒中療養支援センター長)
■セッションⅡ 18:30~19:00 カリキュラムコード:4、医師-患者関係とコミュニケーション 0.5単位
座長 谷口 洋子 氏(一般社団法人京都府医師会 副会長)
「脳卒中生活期に必要とされる療養指導」
演者 永金 義成 氏(京都第二赤十字病院 脳神経内科 部長)
■セッションⅢ 19:00~19:30 カリキュラムコード:7、医療の質と安全 0.5単位
座長 寺田 智祐 氏(京都大学医学部附属病院 薬剤部 教授・薬剤部長)
「脳卒中診療における回復期病棟の薬剤師の役割と生活期との連携~現状と課題~」
演者 藤原 久登 氏(昭和大学藤が丘病院 薬剤部長)
「脳卒中生活期における薬薬連携~薬局薬剤師と病院薬剤師が力を合わせてできること~」
演者 高谷 麻紀 氏(こすも薬局音羽店 薬局長)
■セッションⅣ 19:30~20:00 カリキュラムコード:13、医療と介護および福祉の連携 0.5単位
座長 清水 鴻一郎 氏(一般社団法人京都私立病院協会 会長)
「脳卒中における緩和と療養の地域連携」
演者 片岡 大治 氏(国立循環器病研究センター 脳神経外科 部長)
閉会挨拶
宮本 享 氏(京都大学医学部附属病院 脳卒中療養支援センター長)
○ 参加対象
脳卒中の医療やケアに従事する医師、メディカルスタッフその他の多職種
○ 参加申込方法
以下のURLから事前登録をお願いいたします。(外部リンク)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_W113TTRbTLqAsK8OM26Rng