2015年8月31日
京都私立病院協会では京都地域包括ケア推進機構の委託を受け、在宅療養あんしん病院(138病院)に実施しました「在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査」を実施し、すべての病院からご回答をいただきました。
ご協力いただきました在宅療養あんしん病院の関係者の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、結果概要を以下の通りご報告いたします。
調査期間(H27.4.1~H27.5.31)での登録者の方の入院実績は53病院で400人と昨年(46病院328人)より増加しました。利用者の平均年齢は84.0歳で昨年とほぼ変わりはなく、平均在院日数は22.0日で、昨年より7日減少しました。
本システムの良かった点として、例年と同様に「病院と在宅チームとの連携・情報共有が図りやすくなった」「登録者や在宅チームの情報を速やかに把握できるようになった」「登録者(家族)からは「安心できる」との声が届いている」「入退院の業務がスムーズに行えているように感じる」との回答が寄せられました。
一方で、「かかりつけ医や府民への更なる広報・周知が必要」というご意見や、システムの利便性等、改善のご要望もありました。
今回の結果をもとに、在宅療養あんしん病院登録システムへの登録がより効果的に運用されるよう努めたいと存じます。
今後も在宅療養あんしん病院の更なる推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。